オリエズマ(第二部)
大陸と島国では、後宮に対する認識が異なっていた。すなわち、大陸は西方との交流の場として、島国は祖国を追われた者たちの流刑地として後宮を認識していた。
故に、アスラが島国を悪政と断じたのは、無理からぬことであった。
ユィーキの説得によって、島国領の取り上げは回避された。代わりに、南北を隔てていた川には、大陸風の見事な橋が架けられた。
ここに大陸領と島国領の区別は薄れ、ただ北岸、南岸となった。また、以前の2カ国以外にも女を遣わす国が現れた。
人物
北岸
皇族
従者、西禁の住人
大陸の闘士
技術者
労働者たち
その他
南岸
皇族
要職の者
巫女、術士
島国の花魁たち
廓で働く女たち
侍、忍者など
職人、労働者
寺院
その他
- 最終更新:2021-01-14 21:37:00